HEAVEN SHALL BURNのデビューアルバム

http://www.heavenshallburn.com/main.html

END RECORDSでお買い物をしていたときに見つけたのですが、試聴した感じ、最近よくあるハードコアにスカンジナビア製メタルの味付けをミックスした、メタルコア、と呼ばれるジャンルなわけですが、咆哮の仕方とかはいかにもハードコアらしい全身を震わせて深く重く絶叫するようなスタイルで、結構俺好みでした。USではすでに発売中ですが、日本に入ってくるのはもう少し先でしょうか?



ZILLION、デビューアルバム

Micheal KiskeがVoを務めていたSUPAREDのGだったSandro GiampietroがVoとGを務め、他にはDrにMike Terrana(RAGE)、Jens Becker(GRAVE DIGGER、ex-RUNNING WILD)が脇を固める、ジャーマン系ベテランミュージシャンによって結成されたZILLIONのデビューアルバムが、イタリアのFrontier Recordsから6月21日にリリースされるようですね。Marqueeから日本盤も出るらしい。(リリース日は未定)Frontiers Recordsのオンラインで試聴してみましたが、結構よくないですか?ドイツ臭を割合色濃く残した伝統的なメロディックHR/HM路線と言う感じで、期待しちゃいます。ちなみにSUPAREDは解散したらしい。どうでもいいですね。ミッヒはTHALIONにでも正式加入しておけばよろしいです。

ZILLIONの音源試聴
You and Me
This day is gone

INSOMNIUM「Since the Day It All Came Down 」

フィンランド産メロディック・ゴシック・デスの2004年2nd作品。IN FLAMES型のメロデスをお手本にしながらも、より絶叫型ドゥーム/ゴシックに寄りつつトラッド色を濃くするとこういう音になるわけですが、今作では1stよりも更にメロウで枯れたメロディを堪能できます。海外のレビューを見ているとOpethIn flamesと部分的に比較して語られているところがありますが、決してそれらのバンドと比較してもあまり似ているとも思えません。OpethIn flamesにはないフィンランド産特有のフォーキーな隠し味がメロディの各所に収められていて、特に#11 Song of the Forlorn SonはENSIFERUM meets SENTENCEDな、不思議な味わいです。ギター以外に主旋律を彩る楽器が控えめなこと、抑え目なスピード感から、初聴きはややインパクトに欠けるきらいはあるとは思いますが、何順かするごとにINSOMNIUMのメロウな音楽観に徐々にのめりこんでいくことができるするめ盤です。文句無く超お勧め。


http://www.insomnium.cjb.net/